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お客様事例|株式会社CDG

社員の90%以上が利用する、全社規模の情報共有基盤としてBoxを活用
簡単に導入し、即日使い始めることができ、直ぐに効果を実感できるクラウドソリューション


マーケット・クリエーション・カンパニー(営業支援型商社)への飛躍を目指す株式会社CDG(以下、CDG)は、年間1万件を超えるプロジェクトの膨大な情報を効率的に管理するために、素早く導入でき、かつ社員の誰もが簡単に使えるクラウドベースのストレージサービスを探した。そこで出会ったのがBoxだ。現在では90%以上の社員が利用する業務になくてはならない情報共有基盤として全社に浸透し、ビジネスの成長を支えている。

クラウドベースのERP導入にあわせ理想的なストレージサービスを求めた

SP(セールスプロモーション)用途のプロダクト(景品)の企画・製作を中心に、POPやイベント、インセンティブなどへと事業領域を拡大してきたCDGは、顧客企業の営業活動全般を多方面から支援するマーケット・クリエーション・カンパニー(営業支援型商社)を目指してビジネスモデルの転換を進めている。
約2,000社の顧客との取引実績を重ねるとともに、1,000社近い協力会社とのネットワークを確立。近年では、複数の顧客、仕入先のメーカー、メディアをつないだコラボレーションやタイアップ企画をプロデュースする案件も飛躍的に増えてきた。

こうした事業の成長と業態の変化に対応すべく、CDGでは2012年に基幹システムをクラウドERPのNetSuite(ネットスイート)にリプレースした。
だが、そこで直面したのがストレージの問題だ。同社 業務本部の情報システム課長である岸竜二氏は、このように振り返る。
「クラウドベースのERPを利用するとなれば、ストレージもクラウド同士で連携できるのがベストです。ただ、当社が手がけるプロジェクトは年間1万件を超えています。そこで発生する多様かつ膨大な情報をプロジェクトごとに管理し、NetSuiteの各機能と容易に紐づけることができるストレージサービスを探していたのですが、その要件を満たす理想的なサービスをなかなか見つけられずにいました。」

そうした中で目に留まったのが、米国で開催されたNetSuiteのカンファレンスに出展していた法人向けクラウドストレージのBoxである。岸氏は、さっそくWeb経由でBoxの調査を開始し、無料トライアルを申し込んだ。

素早く簡単に導入でき、利用者向けのトレーニングなどの必要がなく、社員の誰もが今日から使える

実際にBoxに触れてみたところ、「非常に分かりやすく、使いやすい」という第一印象を得たと岸氏は話す。「あらゆる操作を直感的に理解することができ、導入した初日からまったく戸惑うことはありませんでした。フォルダを自由に作ってファイルを管理できるのはもちろん、アップロードもドラッグ&ドロップで簡単に行えます。また、任意のファイルをBox内でクリックするだけで、文書や画像はもちろん画像も動画もプレビューできるなど機能面も卓越しており、これなら十分に業務に耐えられると判断しました。」

ただ一つ懸念として残ったのはセキュリティ対策である。CDGでは約200名の社員が、大阪と東京の両本社のほか、札幌、名古屋、福岡の各営業所、関連会社に分散して活動している。不正侵入による情報漏えいのリスクを低減するため、これらの多くのユーザーが行うことになる多様な端末からのネットワークアクセスを、IPアドレスなどで制限したいと考えていたのだ。
このような要望を持っている企業は多い筈だが、大きな心配はない。CDGはこの課題をBoxのSSO(シングルサインオン)と米Okta社のソリューションを利用することで解決した(注:現在はBoxの機能で解決できる)。

「Boxがもともと備えている権限設定(公開範囲やパスワードなど)やURLリンクの有効期限設定などの機能と併せ、想定していた以上のセキュリティと利便性をOktaとの連携によって容易に両立させることができました。」と岸氏は話す。

90%以上の社員が利用する情報共有基盤として業務効率化に大きく貢献

2013年1月にCDGに正式導入されたBoxはまたたく間にビジネス現場に浸透し、今では90%以上の社員(2015年1月現在)が利用する全社的な情報共有基盤となっている。
「プロジェクト、顧客、仕入先ごとにフォルダを用意して情報を管理するほか、社内規定やマニュアル、業務共通の見積書や請求書などのフォーマットを共有フォルダに収めて相互利用するなど活用が進んでいます。もはやBoxがないと業務が成り立たないといって過言ではありません。」と岸氏は話す。
なかでも特に高く評価しているのが、容量無制限、優れたコラボレーション機能、ドキュメントのバージョン管理が容易という特長である。

CDGが手がける各プロジェクトでは、文書ドキュメントのみならず高精細な画像やAdobe Illustratorのデザイン図面(ems、AI)、動画などの大容量データを大量に取り扱う必要があるのだが、社内でファイルサーバを導入・運用していた当時のような、詳細なキャパシティプランニングやシステム設計は不要となった。「一般的なクラウドストレージにありがちな容量従量制によるコスト増加を気にすることなく、長期的に安心して使っていけるのは、非常に大きなメリットです。」と岸氏は話す。
加えて、これらのファイルを複数の関係者間で受け渡しする際にも、Box内の当該箇所へのURLリンクを通知するだけですむ。メールの添付ファイルを利用する場合のようにいくつものコピーやバージョンが流通して混乱が生じることはなくなり、業務の効率化にも大きく貢献しているという。

社内のみならず顧客や取引先にも枠を広げたコラボレーションの活性化に高まる期待

CDGでは今後、Boxを社内のみならず顧客や仕入先など社外の関係者との間の情報共有基盤としても利用を拡大していく考えだ。
「すでに一部のお客様や仕入先にも無料のBoxアカウントを作っていただくことで、フォルダやファイルの共有を行っています。裾野の広い企業にBoxの普及が進むにつれ、社内外のやりとりはよりスムーズになると期待しています。」と岸氏は話す。
また、次々に追加・強化されていくBoxの新機能についても、積極的な活用を進めている。例えば、スマートフォンやタブレットを使ってBoxを外出先からも利用できるモバイルアプリのBox for iPhone and iPadや、シングルインスタンスの共有ファイルを複数メンバーで同時編集できるBoxNotesなどの利用率も急速に高まっている。

「Boxの導入によって、今ではNetSuiteをはじめほとんどの業務をWebブラウザ上で完結することが可能となりました。このクラウド環境を活かし、社内外のコラボレーションのさらなる活性化やワークスタイル変革を促していければと考えています。」と岸氏は、次のステップに向けた構想を膨らませている。

株式会社CDG

大阪本社所在地:〒530-0001 大阪市北区梅田2-2-22 ハービスENT 18F
東京本社所在地:〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-1-3 東京宝塚ビル 18F
URL:http://www.cdg.co.jp/

プロダクト(景品)の企画・製作から始まり、 POPやイベント、インセンティブなどプロモーショナル・マーケティング全域に事業領域を拡大している。また、これに付随する物流やシステム、商品開発まで含めた全般をとらえ、クライアント企業と共に消費者の視点に立った最適なソリューションを提供している。商社としてビジネスモデルを構想・構築するノウハウ、エージェンシーとしてプロモーションを企画・運営するノウハウ、メーカーとして商品の製造・生産管理をするノウハウ、コンサルタントとしてクライアントの様々な課題を分析するノウハウを強みとし、クライアント企業のあらゆる営業課題に応えていくマーケット・クリエーション・カンパニー(営業支援型商社)を目指す。

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