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BoxとIBMがパートナーシップを強化し、コンテンツ生成と生産性向上をサポートする新しいエンタープライズレベルのAIモデルを提供

 2025.05.01  Box Japan

*本プレスリリースは、米国カリフォルニア州で現地時間2025年4月29日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。原文はこちらをご参照ください。

プレスリリース
報道関係各位

2025年5月31日
株式会社Box Japan

BoxとIBMがパートナーシップを強化し、コンテンツ生成と生産性向上をサポートする新しいエンタープライズレベルのAIモデルを提供

  • 企業はBox AIをオープンソースのIBM Graniteや Meta社のLlamaの最新モデルなど、IBM watsonxのモデルとともに利用可能に
  • Boxは社内でIBM watsonxを使用し、AIガバナンスの強化に役立てている一方で、IBMはBox AIをIBM社員の生産性向上に活用している

インテリジェントコンテンツ管理 (ICM) プラットフォームのリーディングカンパニーであるBox, Inc. (NYSE: Box) とIBM (NYSE: IBM) は、IBM watsonxとBox AIを利用して、コンテンツ主導型ワークフローを実現するためのエンタープライズレベルのAIの導入支援を加速するために協業を強化することを発表しました。またBoxは、AIモデルのライフサイクル管理にIBM watsonx.governanceを社内で使用し、さまざまな規制の監視、管理、安全策の提供を行なっています。

組織のデータの大半は、契約書、スプレッドシート、プレゼンテーションなどに埋もれた非構造化データであることがほとんどです。このようなデータはAIにとって非常に貴重である一方で、機密性が高い場合が少なくありません。AIがこのデータにアクセスするための信頼できる技術の確立が、特に規制の厳しい業界では、セキュリティとコンプライアンスの取り組みに不可欠となります。

Boxの顧客は、Box AIとIBM watsonxを活用することで、企業のコンテンツやデータの価値を引き出すことができるようになります。このソリューションでは、IBMのエンタープライズAIスタジオであるwatsonx.aiを使用して、オープンソースのIBM Graniteモデルや最新のMeta Llamaモデルなど、Box AI向けのモデルを提供します。ビジネスプロセスの自動化やコンテンツ管理にAI機能を組み込むことで、企業はデータ抽出、自動文書処理、コンテンツ分析など、AIを活用した幅広いユースケースに取り組むことができます。IBMは現在、Box AIとIBM watsonxを自社の業務で使用しており、Boxは現在、このソリューションを企業顧客向けに提供しています。

Boxの共同創業者兼CEOであるアーロン・レヴィ(Aaron Levie)は次のように述べています。
「AIは、インターネットの誕生に匹敵するような、まったく新しいインパクトを企業にもたらしています。従来、ナレッジワークはコンテンツの調査、作成、レビューに時間がかかるという制約に縛られてきました。しかしAIによって状況は一変し、そうしたプロセスは飛躍的にスピードアップしています。BoxはIBMとのパートナーシップを深化することで、企業がAIを安全に、責任を持って、大規模に活用できるように支援してまいります」

また、IBMのソフトウェア担当シニア・バイス・プレジデント 兼 チーフ・コマーシャル・オフィサーを務めるロブ・トーマス(Rob Thomas)氏は次のように述べています。
「企業は、チームがデータ主導で迅速な意思決定を行えるような、目的に特化したAIソリューションを求めています。Boxとのパートナーシップにより、企業はAIを主要なプロセスにシームレスに統合することができ、生産性の向上と業務の変革を支援することができます」

さらに、BoxはIBM watsonx.governanceを社内に導入し、開発から本番稼動まで、モデルのライフサイクル全体にわたって責任あるAIの導入に対応できるようになりました。これは、Boxがリスク、コンプライアンス順守義務、AIのライフサイクルに対処し、AIによる洞察が監査可能であり続けるよう支援するよう設計されています。Boxはまた、Kubernetesを搭載した業界をリードするハイブリッドクラウドアプリケーションプラットフォームであるRed Hat OpenShiftの利用も継続しており、これによりBoxはクラウド環境全体でより高速でスケーラブルなAIアプリケーションの開発と導入をサポートし、進化する企業のニーズと技術革新に即した安全かつ効率的なAI主導のワークフローの実現を支援します。

IBMは、Box AIとIBM watsonxの組み合わせにより、従業員の生産性を向上させ、Boxコンテンツとの直接シームレスなインタラクションを提供します。Box AIを使用することで、IBMの社員はパートナーがどのようにwatsonxを自社のソリューションに組み込み、IBMのテクノロジーをさまざまな業界の顧客に提供しているかを体験することができます。

Box AI とIBM watsonxの組み合わせは、Box AI StudioとBox AI APIを通じて、Box Enterprise Advancedのお客様にご利用いただけるようになりました。加えて、IBMはBoxの認定リセラーであるため、IBMを通じてBox AI対応のBox製品をご購入いただいたお客様はwatsonxのモデルを利用でき、ビジネスのために構築されたIBMの主要なAIモデルを搭載し、シームレスな体験が可能です。IBM watsonxを搭載したBox AIが、コンテンツの活用方法をどのように変革するかについては、5月5日から8日に開催されるIBM Think、および2025年5月15日に開催されるBoxのContent + AI Summitで詳細をご覧ください。

Boxについて
Box (NYSE: BOX)はインテリジェントコンテンツ管理(ICM)プラットフォームのリーディングカンパニーです。Boxのプラットフォームは、企業のコラボレーション促進や、コンテンツのライフサイクル全体の管理、重要なコンテンツの保護、そしてエンタープライズAIによるビジネスワークフローの変革を実現することを目指しています。2005年に米国で設立され、アストラゼネカ、JLL、モルガン・スタンレーなどを含む大手グローバル企業や日本では約20,000社および日経225の77%の企業の業務効率化を支援しています。

Boxは、カリフォルニア州レッドウッドシティーに本社を置き、米国、ヨーロッパ、アジアに拠点を持っています。また、Box.orgでは、非営利団体のミッション実現を支援するために多様な活動を行っています。
株式会社 Box Japan は2013年に設立された日本法人です。日本国内の情報については、下記のサイト「Box Square」で随時更新しています。
https://www.boxsquare.jp/

IBMについて
IBMは、全世界にハイブリッドクラウドとAIを提供して技術コンサルティングも行う、リーディングカンパニーです。175を超える国に顧客を抱え、データから得られるインサイトの活用、ビジネスプロセスの効率化、コストの削減、各業界での競争力強化を支援しています。金融サービス、電気通信、医療といった重要インフラ分野の4,000を超える政府機関と企業体が、短期間で効率よく安全にデジタル変革を進めることを目的に、IBMのハイブリッドクラウドプラットフォームとRed Hat OpenShiftを導入しています。IBMの革新的イノベーションが盛り込まれたAI、量子コンピューティング、業界別クラウドの各ソリューションとコンサルティングは、Boxのお客様にとっても柔軟な選択肢となります。こうしたIBMの充実ぶりの裏には、信頼性、透明性、責任、インクルージョン、サービスを改善する取り組みを長年にわたり重ねてきた実績があります。
詳細な情報については www.ibm.com をご参照ください。

報道機関からのお問い合わせ先
株式会社Box Japan
広報担当:佐保
E-mail: press@box.com

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