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Box、電子サインSignRequest買収意向を発表

 2021.02.17  Box Japan

抄訳リリース

2021年2月17日
株式会社Box Japan

2021年2月3日午前8時00分(米国東部標準時)付け記事(ビジネスワイヤ)の抄訳

Box、電子サインSignRequest買収意向を発表

Box Sign予告:業務プロセスのデジタル化を支援するBoxネイティブな電子サイン機能


Box, Inc.(以下、Box)は、米国時間2月3日、クラウドベースの電子サインソリューション企業SignRequestを買収することで最終合意に達したことを発表しました。この発表では、SignRequestの技術をベースとした電子サイン機能「Box Sign」についても紹介されました。

Box SignはBoxにネイティブに組み込まれ、Boxのビジネスプランおよびエンタープライズプランの一部として提供される予定です。電子サイン機能が組み込まれたBoxのコンテンツクラウド、昨今の働き方の多様化と業務プロセスのオンライン化の潮流に沿って、顧客企業がセキュリティとガバナンスが担保された環境で滞りなく業務を遂行するための有用なツールとなります。

Boxの共同創業者兼CEO アーロン・レヴィ(Aaron Levie)は次のように述べています。

「この1年で働き方が根本的に変わり、企業は重要な業務プロセスをクラウドに移行しています。デジタル取引の合理化は、業務のデジタル化に不可欠であり、電子サインの分野においても変革の機が熟しました。SignRequestを私たちのチームに迎え入れる絶好のタイミングといえるでしょう。」

「この数年間、私たちは最先端のコンテンツクラウドの構築に注力してきました。これにより、世界有数の規模の、極めて厳格な規制のもとに業務を行う組織が、価値ある情報をセキュアに管理し、情報を介したコラボレーションを推進することを可能にしてきました。Box Signによる電子サイン機能の追加提供は、コンテンツクラウドにおけるBoxのビジョンを拡張し、お客様のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させます。」

SignRequestのCEOを務めるゲールト・ヤン・ペルスーン(Geert-Jan Persoon)は、次のように述べています。

「私たちは昨年来、オンラインで効率的に業務が遂行できること、対面での会議に頼る必要がないことを実証してきました。私たちは、市場で最も直感的で使いやすい電子サイン技術を構築することをミッションとしています。Boxファミリーの一員として、私たちの技術をエンタープライズ向けに提供できることをうれしく思います。SignRequestのパワフルで低コストの電子サインソリューションと、Boxのエンタープライズグレードのコンテンツプラットフォームを組み合わせることで、より多くの取引業務のデジタル化が可能になります。」

Box Signでデジタル取引を合理化
2020年は、人の生き方、働き方が大きく変化した年でした。あらゆる業界で業務のオンライン化が加速しています。コンテンツは、ミッションクリティカルな業務プロセスのほぼ全てを支えています。営業の提案や契約の締結、新製品の迅速な市場投入を支える革新的な設計や製造の仕様、新規顧客や従業員のセキュアなオンボーディングなど、枚挙にいとまがありません。

現在Boxは、フォーチュン500企業の69%を含む10万以上のお客様に採用されており、多くの企業・組織がBoxのコンテンツクラウドを利用してコンテンツの作成、共有、統制を行なっています。SignRequestをBoxに迎え入れ、Box SignをBoxにネイティブに組み込むことで、ユーザーは、シンプルでセキュアな電子サイン機能をBox上で容易に利用できるようになります。

SignRequestは、Boxの既存の機能を補完するものであり、そのモダンさと使いやすさは、Boxの設計における基本理念に合致しています。Box Signは、業界をリードするBoxのセキュリティとガバナンス機能を継承し、お客様のITコストの削減、コンテンツのサイロ化の解消、法律・規制へのコンプライアンスを可能にします。

Boxの最高製品責任者ヴァルン・パーマー(Varun Parmar)は、次のように述べています。

「電子サイン市場は大きく、高成長が見込まれています。コスト面の問題や従来型ソリューションが障壁となり、デジタル認証を導入している組織は全体の3分の1に満たず、依然として残る紙ベースの署名作業が業務を遅くさせています。既に10万社を超えるお客様がBoxのプラットフォームを利用して業務を効率化しています。電子サイン機能をBox Signのコアサービスにネイティブに組み込むことで、ワークフローが速く、シンプルになり、セキュリティやコンプライアンスのリスクが低減し、同時にコストも削減します。お客様にとって大きな価値になると確信しています。」

Box Signが可能にするエンタープライズ向けの完全なコンテンツクラウド
Boxのコンテンツクラウドはセキュアなプラットフォームを提供し、クラウド上でのあらゆるコンテンツの管理、場所を問わないコラボレーション、ワークフローの自動化、データのセキュリティとコンプライアンスの維持を可能にします。電子サイン機能の提供によって、Boxのお客様は、コンテンツのライフサイクル全体をクラウド上で管理できるようになり、コンテンツの価値をより早く成果へとつなぐことができます。ファイルが作成された瞬間から、共有、編集、公開、承認、署名、分類、保持まで、Boxのコンテンツクラウドで全て管理できます。

Boxのコンテンツクラウドで進む多くの業務プロセスの例は次のとおりです。

  • 法務部門における例:契約書の起草、共同編集、署名、保存にBox Governanceを利用することで、契約プロセスの開始から完了までをBox上で行えます。バージョン管理の問題や、サードパーティの電子サインツールを使用するコストを排除できます。
  • 人事部門における例:Box RelayとBox Signを活用し、オファーレターの作成から雇用契約締結までを一貫して行なえます。新入社員や有期雇用契約者の採用やオンボーディングのプロセスを合理化できます。
  • 営業部門における例:Salesforceから直接Box Signにアクセスし、契約書の作成から署名までを完結できる。Boxは、プレゼン資料から締結済み契約書といったあらゆる業務コンテンツのセキュアなコンテンツ基盤となります。
  • コンプライアンス部門における例:締結済み契約書を直接Box上でセキュアに保存できます。Box Shieldが、機密コンテンツに対する的確なアクセス制御と、脅威の検知を可能にします。
  • マーケティング部門の例:機密性の高い広告キャンペーンにおいて、プロジェクト概要の作成から法務承認済みのSoWまで、外部関係者とセキュアなコラボレーションが容易に行なえます。

IDC社でコンテンツ/プロセス戦略および未来の働き方部門のリサーチ担当VPを務めるホリー・ムスコリーノ(Holly Muscolino)氏は、次のように述べています。

「2021年、企業はこの1年間に我々が経験した変化が継続することを前提に、長期的なテクノロジー戦略を開発し、実践しなければなりません。Boxのコンテンツクラウドは、コンテンツライフサイクル全体を1か所に集約して管理するセキュアなプラットフォームを提供するという重要な役割を果たすでしょう。」

Box Signの提供時期と利用料金
Box Signは、2021年夏に提供を開始する予定です。ネイティブな電子サイン機能は、Boxのビジネスプランとエンタープライズプランの一部として提供される予定です。電子サインAPIなどの追加機能には別途料金がかかります。SignRequestについては、www.signrequest.comを通じて既存および新規のお客様に提供が継続されます。

Boxのコンテンツクラウド、Box Sign、本記事の内容について詳しくは、Boxブログをご覧ください。また、2021年2月18日開催予定のBox CEOアーロン・レヴィの主催によるWebセミナーもご利用ください。

買収の詳細
本買収は、規制当局の承認その他の買収条件を満たした後、Boxの2021年第1四半期(Boxの第1四半期は2021年4月30日まで)中に完了する見込みです。Boxは本買収のために総額5,500万ドル(約58億円)を支払う予定です。本取引の完了に伴い、SignRequestはBoxの完全子会社となります。SignRequestの組織はBoxの組織に加わり、SignRequestとBoxの統合およびBox Signの開発に従事することになります。

Boxについて
クラウド・コンテンツ・マネジメントプラットフォームをリードするBox (NYSE: BOX)は、ベスト・オブ・ブリード型アプローチで提供されるITスタックにより、企業のビジネスプロセス加速、業務におけるコラボレーション強化、さらに企業が保有する情報の保護を支援します。2005年に設立され、アストラゼネカ、ゼネラル・エレクトリック、JLL、Nationwideなどを含むグローバルをリードする企業を、また日本における7,000社以上の企業を支援しています。Boxは、カリフォルニア州レッドウッドに本社を置き、米国、ヨーロッパ、アジアに拠点を持っています。

Boxに関する詳細は、https://www.box.com/ja_JP/にてご覧ください。
株式会社Box JapanはBox Inc.の日本法人です。

報道機関からのお問合せ先
株式会社Box Japan
広報担当:武内
TEL: 090-4933-9240
E-mail: ntakeuchi@box.com

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