日々のユーザーアカウント管理、セキュリティ設定、問い合わせ対応など、組織の円滑な運営を支えるBox管理者の役割は、ますます重要になっています。
しかし同時に、急速な技術進歩や社会課題への対応が変化する中で、従来の管理業務に留まらず、組織全体のデジタル活用を推進する役割がこれまで以上に求められています。このたびBoxは、新しい認定資格「Intelligent Content Management Expert 認定」の提供を開始いたしました。この認定資格を取得することで、AIファースト時代にBoxを最大限に活用できる知識とスキルを身につけることができます。
「Content + AI」の時代におけるBox管理者に期待される役割の変化
Box管理者であるみなさまが日々行っているユーザー管理、権限設定、セキュリティ強化、そしてフォルダ構造の整備といった業務は、組織がBoxを効果的に活用するための重要な土台です。
そして今、Boxはその土台の上で「Content + AI」という新たなステージへと進んでいます。この流れから生まれたのが、AIの力でコンテンツを知的資産に変える「インテリジェントコンテンツ管理(ICM)」という考え方です。
これからのBox管理者には、従来の管理業務に加え、AI活用の可能性を組織全体に広げていくという新たな役割が期待されています。
「コンテンツのサイロ化」とBoxによる解決策
一方で、多くの企業で長年の課題とされてきたのが、情報が様々なツールに散在してしまう「コンテンツのサイロ化」です。各部門が個別のツール導入で「部分最適」に陥ってしまうことが、その一因と考えられています。
AIの能力を最大限に引き出すためには、コンテンツがライフサイクルを通じて一元的に、かつ信頼できる唯一の情報源(Single Source of Truth)で管理されていることが不可欠です。Boxは、この「全体最適」の観点からコンテンツを一元管理するための優れた基盤を提供します。
「Intelligent Content Management Expert 認定」がもたらす現実的な価値
Boxが提供を開始したグローバル共通の新認定資格「Intelligent Content Management Expert 認定」は、これからの「インテリジェントコンテンツ管理」を担い、組織のデジタル変革を現実的に推進する存在となるために役立ちます。
この認定資格を取得することで、つぎの3つの価値が得られます。
1. 費用は完全に「無料」。ご自身のペースで体系的な知識を学べます
認定資格の取得、および関連するオンデマンドの学習コンテンツは、すべて無料で提供されます。費用負担なく、管理者に求められる役割と知識を体系的に学び、最新のスキルを身につける絶好の機会です。
2. 組織全体のコンテンツ管理を「全体最適」の視点で主導できます
この資格で得られる知識は、「なぜBoxがコンテンツのサイロ化を解決し、AI活用の基盤となるのか」を、あなたの言葉で組織に伝えられる強力な武器となります。組織の情報基盤を確立し、変革をリードする役割を担えるようになります 。
3. 専門知識を公式に証明し、キャリアの可能性を広げます
試験に合格すると、ダウンロード可能な証明書と、LinkedInなどで共有できるデジタルバッジが授与されます。これは、あなたの専門知識と未来への投資を社内外に示す具体的な証となり、キャリアアップの大きな一歩につなげられます 。
「なんだか難しそう…」と感じるかもしれません。でも、ご安心ください。基本から体系的に学べるコンテンツがご用意しておりますので、ご自身のペースで一歩ずつ着実にスキルアップできます。
特に「管理者の基礎」にまとめられているコンテンツは、多くの管理者の方々にとって組織の運営や業務効率化の大きなヒントになります。Box の環境設定、フォルダ構成、ユーザー管理、セキュリティ設定など、管理者の基礎をあらためて見直すことができだけでなく、ワークフロー、メタデータ、Box AI についても網羅的に学ぶことができるからです。
この認定資格は、Boxの機能を最大限に活用し、組織のコンテンツ管理を次の段階へと進化させるための実践的な専門知識とスキルを証明するものです。ぜひこの機会に挑戦し、みなさまの専門性を高め、キャリアの可能性を広げる一歩としましょう。
認定については、こちらのご覧ください。
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