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お客様事例|株式会社JTB情報システム

オンラインマップ開発現場にて、Boxでシームレスなコラボレーションを
実現!JTB情報システム様ICT事業部でのユースケース紹介


Customer Success Teamより、業界・業種別のBoxユースケースをお届けします。

ユースケースサマリー

  • 外出先からVR撮影データをBoxへアップロードしチームメンバーへ共有。オフィスではBoxから撮影データをダウンロードし開発に利用。タイムリーな連携により作業スピードが向上。
  • 特殊なファイル形式の画像データやサイズが大きい動画データも、Boxを使ってブラウザだけでプレビュー。
  • ファイルのバージョンが自動で履歴管理されており、過去のバージョンへ自分で復元することが可能。それにより作業負荷が軽減。
  • G SuiteのGoogleドライブとの使い分け。

今回は、JTBグループのIT専門企業である「株式会社JTB情報システム」のICT事業部で働く二子石様、小井戸様にBoxをどのように活用しているかインタビューさせて頂きました。
ICT事業部ではJTBグループのお客様のためにICT技術を使ってサービスを提供するために、約3年前に発足した部署です。発足時には既にBoxが全社で導入されており、Boxがある前提で業務が設計されていたそうです。
「Boxがなかった時代、どうやって仕事をしていたか思い出せない…」とおっしゃるくらいメリットを感じているとのことで、具体的なユースケースとメリットを本記事にてご紹介します。

株式会社JTB情報システム
写真右) 株式会社JTB情報システム ビジネスソリューション本部 ICT事業部 ICT事業グループ マネージャー 二子石 恭寛 氏    
写真左) 株式会社JTB情報システム ビジネスソリューション本部 ICT事業部 リーダー 小井戸 大輔 氏

写真右)
株式会社JTB情報システム
ビジネスソリューション本部 ICT事業部 ICT事業グループ
マネージャー
二子石 恭寛 氏

写真左)
株式会社JTB情報システム
ビジネスソリューション本部 ICT事業部
リーダー
小井戸 大輔 氏

業務内容について

Q: 最初に業務内容について教えてください。

A: JTB情報システムは、創立以来、ほとんどの社員が「グループ企業社員の業務効率化のための情報システム」の開発・運営に携わっています。しかし私たちICT事業部は、グループ企業と一体となって、お客様に向けたサービスを手がけている部署です。最近力を入れているのは、「VR」と「まちめぐりデジタルマップ」です。

「VR」は、その土地の魅力を知っていただきたい地域や場所などからオーダーを頂いて制作しています。制作したものは、VRゴーグルでの視聴だけではなく、WebVRなどにも活用したりして、お客様のPR素材として使っていただいたりしています。また、JTBの店頭では海外ホテルやアクティビティのVRコンテンツを視聴できるシステムを導入しています(全国70店舗ほどで導入中)。平面の画像や映像ではイメージしきれない情報を、360度の画像・映像で体験していただくことで、お客様が納得して商品を購入していただくことや、旅に対して高揚感を得ていただくことを目指しています。

また、駅や観光案内所・観光施設など、どこにでも置いてあるような、土地の見どころを押さえたイラストマップや古地図を、スマートフォンのGPSの位置情報と連動させて楽しめる「まちめぐりデジタルマップ」の開発にも携わっており、地域のブランディングのお手伝いをさせていただいています。

株式会社JTB情報システム2
写真左:JTB店頭に設置してあるVRを使った旅行体験、写真右:「まちめぐりデジタルマップ」を使った街散策

Boxについて

Q: サービスの開発現場では、どのようにBoxを活用されていたのでしょうか?

A: 事業部が発足した当時からBoxがあったので、自然に業務でBoxを活用できています。

外出先からVR撮影データを共有
VRの撮影のため外出先で多くの写真を撮影します。高解像度VRの撮影は1シーンにつき20枚以上撮影するのですが、これらを繋ぎ合わせてVRデータにしています。
外出先のメンバーが、撮影した写真をどんどんBoxへアップロードしていって、オフィスにいるメンバーがプログラミングをしながら、Boxにアップロードされた写真を繋ぎ合わせていきます。
Boxがあるので、ファイルの受け渡しにかかる時間を考慮に入れる必要がなく、プロジェクトメンバーが離れていても作業を効率的に進めることができています。
ファイルサーバーだったら、膨大な写真データを送るため、社内ネットワークのトラフィックやファイルサーバー自体のストレージ制限の影響を受け実現できなかったと思います。

株式会社JTB情報システム
VR撮影データの共有フォルダ

プレビュー機能
デジタルマップの開発現場では、地域から地図のデータを受け取る際に、Adobe Illustoratorのファイル(.ai)で送られてくるのですが、BoxだとIllustoratorが入っていない端末でもプレビュー機能で中身を確認することができます。
また、動画のプレビューも活用しています。Boxで動画を共有する場合は、ブラウザのみで再生できるので、相手のPC環境を気にする必要がありません。

株式会社JTB情報システム
動画のプレビュー

JTBグループ社員が社内の活動について知ることができる動画共有サイトの運営も手掛けているのですが、ここに掲載するための様々な動画(社長のメッセージ動画、年頭挨拶の動画などハイクオリティの動画もあれば、事業部単位のアワード表彰の動画や商品説明動画など社員の手作り感のある動画もあります)は、全てBoxで関係者でチェックを行っています。

バージョン履歴
Boxでは昔のバージョンも保存されているので、弊社内の管理者に問い合わせることなく自分で古いバージョンに復元できるのがとても助かっています。
履歴が自動保存されることにより、もう1つ助かっているのは、昔のファイルを残しておかずに1つのファイルのみ管理すればいい、という点です。
Power Pointのプレゼンデータに重い画像・映像データを多く貼るので、サイズが重くなりがちなのですが、このサイズが重いデータを、履歴管理のために、ファイル名に日付がついた「〇〇_20191010.pptx」という形で複数用意する必要がないので、手間が省けて効率的だなと感じています。

Q: 部署の設立当初から、Boxを使っていたとおっしゃっていましたが、Boxを使うにあたり苦労した点はありますか?

A:当社では2010年からG Suiteを利用しており、クラウドサービスをWebで使うことに慣れていました。そのため、Boxを導入した時にも操作に苦労することはありませんでした。

Q: G SuiteのGoogle ドライブとBoxの使い分けはどうされているのですか?

A: Googleドライブは個人アカウントで所有しているデータを共有する時には利用しています。しかし、部署編成や社内異動が多く発生する弊社では、部署で共有する用途では向いていないと判断しました。そのため、部署で継続的に管理すべきコンテンツは全てBoxに保管しています。
各個人の生産性向上を優先して、利用用途に応じてツールを使い分けています。
個人のアイディアをシェアするのはGoogle ドライブ、組織として公式なファイルを保管する時はBox、といった使い分けが多いように感じています。

Q: Boxの効果はどういったシーンで実感されていますか?

A: チームメンバーが出張や外出などバラバラで動き回っている中でも、チャットでBoxの共有リンクが送られてきます。以前は、一緒の場所にいないと、ファイルも探すことが出来なかった状態でしたが、今はどこにいても、容量やサイズも気にする事なく、ファイルへアクセスすることができています。

また、ファイルの破損に頭を悩ますことがなくなりました。Boxがない時はローカルにファイルを保存していたこともありましたが、ローカルにあるとファイルの破損を常に気にして、バックアップを保管していました。今は、Boxにファイルが上がっており、自動でバージョン管理もされているので、PCの調子が悪くPCを初期化する場合でも、心配が全くありません。

(インタビュー記事は以上になります。)

■Box機能について補足情報
1) バージョン履歴
Boxでは操作をするたびに、過去のバージョンが自動的に保存されます。また、過去のバージョンをBox上でプレビュー画面で確認することができます。
バージョン履歴の使い方についてはこちら

2) Box + G Suite連携
BoxとG Suiteを一緒に利用するとどんなメリットがあるのか?CSオンラインセミナーで詳細に解説しています。動画や資料はこちらからご確認ください。

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